手術が正式に決定するまで

こんにちは。

今日は「神奈川県のコロナ患者の入院について独自基準を設けた」というニュースが、ひるおびとワイドスクランブルで取り上げられていました。

 

判定基準を見るに、神奈川県の医療機関は、「もはや逼迫…というより『崩壊の序章』になっているのでは?」と、感じました。

 

独自基準から外れた患者は、自宅療養…ということなんですよね。みんながみんな意識が高いわけではないですし、意識が高くとも頼れる人が身近にいない人、というのも存在するわけですから、無症状患者の行動や生活管理ができないというのは、なかなか怖いですね。

 

下の記事は、コロナ第一波収束期から第ニ波が始まりつつある時期に書いた記事なので、時系列などおかしいところはお目をつぶって頂ければ幸いです😷

 

 

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2019年11月25日に長く通っていた病院へ行き、手術を受けるために、自分で探してきた大きいA病院宛の紹介状を書いてもらいに行ってきました。

 

それから、電話でA病院に初診の予約をして、診察してもらったのが2019年12月4日。それまでは、ずっと女性の婦人科の先生に診てもらっていたのですが、初めて男性の先生に診てもらいました。

 

紹介状を読んで、超音波検査・内診の結果を見た先生の判断は、「そんなに慌てて手術する必要ある?」でした。

 

正直、「え?手術の必要があると判断されたから、こうして紹介状を持ってここへ来てるんだけど…。」と思いました。

 

確かに筋腫は筋腫だけど、良性だし、先生からすると36歳は「まだ若い」ので、妊娠のチャンスはまだあるから、慌てる必要はない…のかもしれないけどさ。

 

私としては、「手術をしてもらう」と自分で探してきた病院とはいえ、長年診てもらった病院の先生の診断の方が信頼できると感じていたので、ちょっと「はぁ?」という感じでした。

 

すると、先生は手術をしなくてもいい材料を揃えるためなのか「今ここで手術をするかどうか決めるよりも、とりあえずMRIを撮って、それを見て判断しましょう。」と言う。

 

私自身も「確かに、症状を正確に知るためにはそれがベストだ」と思ったので、1週間後に指定されたMRIやCTを専門にしているクリニックへ行き、詳細な検査をすることになりました。

 

しかし、ここで一つ問題が。MRIを撮影する時に造影剤を投与するんですが、私…実は…元小児喘息患者でして…。

 

20歳を過ぎてから喘息が出たことはほとんどないのですが、結婚前に彼氏(現・旦那)の引越しを手伝ったら、あまりにも部屋が埃まみれで、10数年ぶりに喘息の症状が出てしまいました。だから2019年12月11日の時点で「5年以内に喘息の症状が出たことがある」と言うことで、「喘息患者には造影剤を投与することができません。投与しない方法で撮影するしかないけど、その場合、あまり鮮明な撮影ができないこともあります」と言われました。(だいぶ前のことを思い出しながら書いているので、ちょっとうろ覚えです。すみません。)

 

ここまで来て何も撮影せずに帰るのもなー、と考え「造影剤なし?望むところだ!」と、造影剤なしでのMRI撮影に挑みました。

 

そして、結果。

 

f:id:mi3life:20200622152748j:image

 

造影剤なしでも、超音波検査よりは確実に鮮明なお写真が出来上がりました。このバツがついてる大きな丸が筋腫です。これで7cm。

 

MRI撮影から1週間後に出た結果を見た先生は…

 

「うん、手術しましょう!」

 

即決でした。

 

私もこの写真を見せられた時の第一声が「でかっ!」だったので、もうこれは、誰が見ても妊娠を望む以上、手術は避けられない。

 

そしてそのまま話は手術の日程調整へ。

 

子宮筋腫の摘出手術は悪性の人が優先で、手術枠の数も悪性9:良性1ぐらいの差があるため、私が手術できるのは5ヶ月後の2020年5月26日。

 

大分先ですが、良性の子宮筋腫患者は少ない手術枠の争奪戦だから仕方ありません。

 

逆算して、次のようなスケジュールが組まれました。

 

2020年

2月26日 リュープリン注射1回目

3月25日 リュープリン注射2回目

4月22日    リュープリン注射3回目

5月1日      麻酔科・手術内容説明(家族立ち合い)、貯血1回目

5月13日    貯血2回目

5月25日 入院

5月26日 手術

5月30日 退院(予定)

 

このスケジュールを組んだのが2019年12月18日なので、ここから次の診察まで2ヶ月のブランクがあります。

 

しかし、術前術後、妊娠・出産後、仕事復帰後にはできないであろうことを、ちゃちゃっと片付けるには、もってこいの期間だと思えばある意味割り切ることができました。

 

しかし、見えない敵は私が人生のあれこれに考えを巡らせている時もじわじわとやってきているのである。

 

言うまでもありませんが、その見えない敵のせいで、手術前に計画していた旅行や楽しい予定は、2月以降全てキャンセルになってしまいました。